更年期のひどい便秘の原因:女性ホルモンと自律神経の乱れ
若い頃には便秘ではなかったのに、更年期に入って便秘にというあなた。
それは、女性ホルモンと自律神経の乱れが原因かもですよ。
ご存知とは思いますが自律神経は活動している時や緊張している時に働く交感神経と、
睡眠中やリラックスしている時に働く副交感神経があります。
そしてこの2つがバランスを保っているのが理想的なんですよね。
でも更年期になりホルモンバランスが乱れてストレスも感じやすくなったりすると、
交感神経がとっても優位になりがち。
腸は、副交感神経が優位の時によく働く訳で、
夜になってもイライラ、ドキドキしてよく眠れなかったりがあると
副交感神経が働かなくなって、便を押し出す腸の「蠕(ぜん)動運動」も鈍くなるのです。
更に閉経にへと向かい女性ホルモンのエストロゲンが減ると、全身の潤いが弱まり、
腸内の潤いも減りも減ってしまいます。
腸の動きが鈍いということは腸内の潤いも少ないことであり、
便が長く留まって硬くなるという悪循環が辛い悩みの便秘となってしまうから大変。
更年期でひどい便秘の改善:生活習慣の見直しから!
便秘が続くと便秘薬(下剤)を常用する方が多いですが、それはいけませんよ。
一番は生活習慣を見直す ことが大事と心得ましょう。
便秘に限らず健康にも・美容にも良いのは「規則正しい生活」。
私はと言えば、朝7時に朝食・昼12時に昼食、
そして夕食は7時というパターンです。就寝は10時。
多忙な方は“そんな生活無理”と考えてしまうでしょうけど、
「できるだけ!」で良いのです。心掛けましょう。
三食好き嫌いをせずにできるだけ同じ時間に食べ、
少しの運動も取り入れる。しっかり睡眠を取ることも大事。
こうした生活リズムって大切と納得されるかと思います。
便秘解消の一歩はこんなところから踏み出してはいかがでしょうか!
更年期のひどい便秘改善:おすすめは漢方薬・防風通聖散
私がおすすめと言い切れるのは自分が体験した からです。
それは「防風通聖散」での快便体験です。
三か月飲んで出ない日はたったの5日という素晴らしい結果。
「即効性」があると言っても過言ではないでしょう。
私が飲んだのは正確に言うと「生漢煎防風通聖散」。
「しょうかんせん ぼうふうつうしょうさん」と読みます。
漢方のお薬です(第2類医薬品)。
薬なので「効果」を謳える訳ですね。
18種類の生薬が代謝を高め・便通を促し・情熱させ・利尿させるというもの。
どのくらい飲めば効果がありますか?という質問には
“個人差はありますが、便秘には1週間。
肥満症・むくみには1ヶ月程度様子を見ながら服用してください”とあります。
「出ない」便秘の悩みを一日も早く解決したい方は飲んでみてはいかがでしょうか。
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