身近にあって価格もお手頃なので入手は容易なキウイフルーツ。
栄養たっぷりで特筆すべき栄養素は「食物繊維」。
キウイは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含むのも魅力的。
今日は、便秘解消に大きな力を発揮するキウイフルーツのご案内です。
便秘で辛い毎日を送られている方は取り入れてはいかがでしょうか。
便秘解消にキウイ:注目すべきは食物繊維
キウイに豊富に含まれる栄養素は、ビタミンC、食物繊維、カリウム、葉酸、
ビタミンE、アクチニジン、ポリフェノール、有機酸など。
特に注目はやはり食物繊維ですね。
ご存知の通り食物繊維には
水に溶ける水溶性食物繊維と溶けない不溶性食物繊維があります。
そして、腸内環境の悪化を招く便秘の解消に有効なのは
水溶性食物繊維の一種、ポリデキストロースであることが解っています。
その水溶性食物繊維と不溶性食物繊維での腸内環境の改善には
1:2のバランスで摂るのが最も良く、理想的。
スーパーで見かけるゴールドキウイには両方の食物繊維が理想の比率で含まれる
というから嬉しいし見逃せない。
(一般的なグリーンキウイの食物繊維は、水溶性1:不溶性4の割合)
腸内環境の事を考えると、グリーンキウイの方がおすすめです。
キウイで不足しがちな食物繊維も効率的に摂取できる
成人女性が1日に摂るべき食物繊維の量は「18g以上」です。
実際摂れている量は、現状で14g前後と大きく届かない。
キウイ1個で摂れる食物繊維量は、ゴールド種で1.4g、グリーン種は3.0g。
キウイは不足分の食物繊維量を補うのにうってつけの食材と言えます。
バナナの3倍も食物繊維が含まれます。
便秘解消にキウイ:効果的な食べ方
食べるタイミング
便秘解消により効果的なキウイを食べるタイミングは「夜」です。
夜は腸の働きが活発になるからです。
夜にキウイを食べることで含まれる食物繊維の便秘解消パワーが
充分に発揮される訳ですね。
<夜が良い理由>
・腸がよく働く夜に食べるとより効果的
・自律神経のバランスを整えられる
・腸の血流が良くなり腸の働きがよくなる
日々食物繊維を摂っているのに便秘解消がイマイチの方は
「朝」食べるのもまたおすすめです。
夜キウイに朝キウイ、どちらが効果があったかは個人差があるようなので
自分に合った方法を試みる必要がありそうです。
(夜だけ、朝だけ、朝と夜にそれぞれ1個など)
食前か食後かの疑問・・・
夕食と一緒に食べるのもOKで消化促進にもなります。
寝る2時間前くらいまでに食べるようにすることが肝心(食後ですね)
ダイエット目的で食べる場合は食事前30分くらいに食べるのが好ましいです。
食べる量
1個~2個が適量で。
1日2個のグリーンキウイで排便回数が増えたという例もたくさんあります。
ビタミンCについてはゴールドキウイの方が2倍多く含まれますが
食物繊維はグリーンキウイの方が2倍多く含まれます。
食べ合わせについて
・乳酸菌を含むヨーグルトとハチミツをかける
・オリーブオイルをかけるなどが効果的
オリーブオイルには腸の動きを活発にしてくれる
オレイン酸がたっぷり含まれています。
キウイを半分にカットして中央をスプーンですくい
そこにオリーブオイルを入れて食べると良い。
お好みの組み合わせで食前と夕食前に1個食べてはいかがでしょうか。
<まとめ>
キウイは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含むので
便秘で悩む人には嬉しい優秀な食材。
大きく分けてグリーンキウイとゴールドキウイがありますが
食物繊維についてはグリーンキウイの方が多く含まれるので
腸内環境の事を考えると、グリーンキウイの方がおすすめです。
便秘が気になる方は、朝食のフルーツに、小腹がすいたときのおやつに、
是非、キウイを取り入れてみてくださいね。
今日も最後までお読みいただき有難うございました^^